がじぇるね岡宮です。
添付はGR-KAEDE出荷時に書き込まれるUSBファームウェアで、USBマスストレージライクなプログラム書き込みを実現するものです。
GR-KAEDEを通常で使用する場合は必要ありませんが、例えばe2studioやCS+などのローカル環境で独自にプログラム開発後、出荷時に戻す場合などに必要になります。
以下は書き込み手順です。
0.準備
以下のものを準備してください。また、書き込みにはWindows PCが必要になります。
・GR-KAEDE
・USBケーブル micro Bタイプ
1.Renesas Flash Programmer(RFP)のインストール
RFPをダウンロードしてインストールしてください。
http://japan.renesas.com/products/tools/flash_programming/rfp/downloads.jsp
2.GR-KAEDEのスイッチ設定
GR-KAEDEのJ7部分のスライドスイッチを以下のように設定してください。
- 1: ON
- 2: ON
- 3: OFF
- 4: ON
4.PC接続
USBケーブルを使ってGR-KAEDEとPCを接続してください。
5.RFPの起動
RFPを起動してください。
6.RFPのワークスペース作成
以下の手順に沿ってワークスペースを作成してください。
起動時に以下の画面が表示されます。Fullモードを選択して次へ進んでください。
ターゲット・マイクロコンローラで「RX」、「Generic Boot Device」を選択し、ワークスペース名、作成場所を適当に設定して次へ進んでください。
使用ツールとして「USB Direct」を選択して次へ進んでください。
以降のダイアログはすべてデフォルトのまま「OK」を選択して進めてください。
以下のワークスペースが表示されます。
7.ファイルの追加
以下のようにファイルツリーで右クリックし、「プログラム・ファイルの追加」を選択して、添付のファイルを指定してください。
ファイルが追加されると以下のようになります。
8.書き込みの実施
書き込みが終了したら、以下のようにデバイスとの切断を行います。
9.動作確認
書き込みを終えたら、一旦GR-KAEDEからUSBケーブルを取り外します。
それから、GR-KAEDEのJ7スライドスイッチを以下のように設定します。
- 1: OFF
- 2: OFF
スライドスイッチの設定が終わったら、USBケーブルを再度接続してください。LED1~LED4が点滅したら正常動作です。
ありがとうございます。
アップデートできました。
すみません、motへのリンクが切れてしまったのを修正しました。
usbfirmKAEDE_20150727.mot がダウンロードできません。
公開終了してしまったのでしょうか?
GR-KAEDEお試しキャンペーン用に念のため実績あるファームウェアに差し替えました。ただ、キャンペーン用にマルツエレックから購入したGR-KAEDEは問題なく動作することを確認済みです。
確認してみます。 みなさん、Webコンパイラで繰り返し書込んでいらっしゃるので、ファームというようり接触不良の可能性ありますね。
Kinoshitaさん,USBコネクタの端子の半田不良は無いでしょうか?
LED点滅が開始したので、RESETを押したがすぐにLED点滅に引き戻されてしまった。再度、同じ手順で書き込みを行ったところ今度はうまくドライブとして認識しました。
Webコンパイラデフォルトのsketch.binを一度書き込みで、書き込み成功(流れるLED)しましたが、今度はRESETボタンを押しても、ドライブイメージに戻りません。PCがドライブ認識するまえにボードが待ちきれずLチカに戻ってしまいます。
何度か、ファームを書き換えましたが、USBドライブが認識されなかったり、認識されてもLチカのサンプルコードを書き込んで、RESETを押してもUSBドライブに戻らないため、ソフト開発不可状態です。ひとまず開発はギブアップします。
書き換え成功しました。
画面の画像を見ると、リトルですね。
エンディアンの選択がありますが、どっちでしょうか?
誤記の件、ご指摘ありがとうございます。修正しました。
省きすぎ手順の件、、すみません。
firm書き込み後のDIPスイッチの記述が間違っている。
USB Directを選んだ後の手順を省きすぎ!