GR-SAKURA TFT液晶(ILI9340)用ライブラリのようなもの

GR-SAKURA用ILI9340C 日本語表示対応ライブラリ(?)

aitendoで販売されている2.2インチ液晶モジュール(240x320/SPI) [M-TM022-SPI]

GR-SAKURAから日本語表示できるようにしたライブラリのようなものです。

他の液晶であっても、コントローラーがILI9340CもしくはILI9341であれば互換性があるので問題はないと思います。(ピンの互換性は知りません)

V2.0用テンプレート(E2.00h)から作成していますので、V1xのものから使用できるかどうかは不明です。

日本語表示にも対応していますので、案の定binファイルのサイズがでかい。

使い方

  1. Web Compilerより、GR-SAKURA用V2xテンプレートでプロジェクトを作成 (既存のものがあればそちらを使用)
  2. sketch.cppと同じ階層に「SAKURA_ILI9340C.h」「SAKURA_ILI9340C.cpp」「MPLUS12.dat」を作成(もしくはアップロード)する
  3. sketch.cpp上で「#include "SAKURA_ILI9340C.h"」を追加 (zipの中のsketch.cppを流用しても良い)
  4. クラス「ILI9340LCD」のインスタンスを作成
  5. init()を呼んでLCD初期化
  6. いろいろと表示(SAKURA_ILI9340C.hの中のメソッドの説明を参照)
  7. GR-SAKURAとLCDを配線
  8. コンパイル、プログラム書き込み

ライセンス

特になし。(フォントのライセンスとかはM+ BITMAP FONTSを参照)

もし公開しても良いものなら、「~~に使った」という記事をこのコミュニティ上のどこかにあげてもらえれば

「このコミュニティが活きてる!」と他の皆様が喜びます。

不具合とか

日本語が文字化けする

コードはデフォルトでUTF-8になっています。

もし宗教上の理由でShift_JISを使用される場合は「MPLUS12.dat」の「#define MP12_USE_TABLE_UTF8」をコメントアウトし

「//#define MP12_USE_TABLE_SJIS」のコメントアウトを解除してください。(先頭の//を消す)

ちなみに、Web Compilerの文字コードはUTF-8です。

10番のピンを指定すると変な挙動になる

10番のピンは、デフォルトでSPIのCS信号になっているため、それがかかわっているのかと思います。

使用される場合は10番のピンを避けて使用してください。

(これは将来のV2xライブラリで改善されるかもしれません)

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