ADAS向けの高速画像通信チップが出てるみたいですね。安っぽいツイストペア線でデータ送信できるのがよさげです。 http://news.mynavi.jp/series/car-electronics/076/
巷では30キロとか50キロ以下でないと自動ブレーキが利かない車が多いですけども、こーゆーチップを使ったら時速100キロでも自動ブレーキが間に合いそうな気がします。
なにげにルネサスもマイコン以外だと結構ARMを使っているみたいですねー。
LVDSの2芯シールドに代わりシールド無しのツイストペアで画像を高速伝送する技術は目新しいですね、ノイズ的には大丈夫なんでしょうか?
IKUZOさん
ギガビットイーサもツイストペアのカテゴリ5eケーブルを使っていますけれども、やっぱりシンメトリーなツイストペアはノイズに強いですよ。しかも誤り訂正機能とかもふつうに実装されているでしょうから問題ないと思います。
あと、シスコとかブロードコムとかは何年か前からイーサに電力供給する規格を進めていますけれども、 画像送信と電力供給を同じラインでできれば配線コストが激減ですねー。
monoist.atmarkit.co.jp/.../news120.html
Kirin さん
なるほど、ギガビットイーサですね、CAN、LIN、いろいろありますがこの際イーサに統一される可能性はないのでしょうか、もしできれば理想的と思いますが、ハードとソフトが複雑になるからCAN、LIN、はそれなりに良いのでしょうか?CAN、LIN、は画像転送には向いていませんね、
そうですねー、適材適所ですね。 CAN,LINならそれほどCPUパワーがいらないのでローカルなところは低速な通信でいいんじゃないんでしょうかねー。 車の場合、分散制御するか、集中制御するか、というトポロジーの問題はあるかもしれませんけれども。
LIN(Local Interconnect Network)は不明確ですが、CAN(Controller Area Network)は名称からも画像転送に向いていないのは明らかです。CANはクラスCでパワートレインのリアルタイム制御を意識してます。他のネットワークがユニットなどにIDを割り振るのにデータにIDを付けていることもCANの特徴を表してます。その他、待ち時間などいろいろと工夫されてます。モデムインターフェースのRS232Cももともとの目的が忘れ去られてしまっているようです。CANもそんな感じですかね。
ミリ波レーダは50~100m先の物を検知できると思います。おそらく50mより近いところで距離と相対速度で衝突判断していると思います。最悪なのは壁に突っ込むのですが、速度100km/hで距離50mとすれば、衝突しないためには0.79gの急ブレーキが必要です。女性ではハンドルに置いた手で体を支えきれないと思います。おそらくもっと小さいgになるように制御しているはずです。50km/hなら0.20gでかなり緩いブレーキになります。Kirinさんの書き込みに突っ込みを入れているのではなく、100m先の挙動不審の検知や総合的な情報から危ないと判断する人の脳のすごさを考えてほしいと思ってます。高速転送技術は重要なんですが、それ以上に、ソフトウエアやデータの抽象化が重要です。まだまだ、やれることはたくさんあります。
kijoさん
100キロだと結構ハンドル重くなるんですねー。ステアリングアシストと組み合わせれば、大丈夫かな? リアルタイム画像処理と複数種類のミリ波レーダーで検知距離を変えればかなり安全になりそうですね。
抽象化といえば、「信号のない横断歩道」に歩行者がいた場合に自動停止できる程度のアルゴリズムが開発できないか興味があります。
横断歩道を渡りたくても、信号が無いと、なかなか車が止まってくれないくれないことが多いんですけれども、信号のない横断歩道で安全に止まるには相当なドライビングテクニックが必要かなーと思います。 道交法38条は教習所でも相当厳しく習ったはずなんですけど、視力とスキルと決断力が追いついていないんですかねー。
きっと自動車関連の開発をされている方々は、ふだんから横断歩道とかを意識できていると思いますけれども、一般の方は歩行者とかに対する感覚が薄いかなーと思います。
チョコです。
先ほど,免許の更新に行ってきました。教習のテキストに
被害軽減ブレーキや車線維持支援なんて書いてあり,
驚きました。
LINですが,最高でも20kbps(v2.1)だったはずなので,
画像は扱えないでしょう。音声もきついかと思います。
RS-232-Cも規格では最大19.2kbpsだったはずですが,
結構これ以上で使われることがあるようですが,LINは
1線の半二重通信なので,通信速度は簡単には上げられ
ないのではないでしょうか。
こんにちはNAKAです。
車載ネットワークも車両メーカ独自の仕組みを含めると、かなり複雑なことになってます。
CAN、LINは日常ですが、ボデー系の低速LANだとBEANとか日産はIVMS、本田はMPCS、欧州車だとI-BUS、K-BUS、北米だとJ1850**何とかかんとかあって、最近使ってないのですっかり忘れちゃいました...涙)
つい5年いやいや10年近く前だと、今後は、情報系ではMOST、パワトレ系byワイヤでFlexRayが主流になっていくというのが通説で勉強しはじめましたが、最近とんと聞きません。数年前にV850でFlexRay4ch評価ボードを作ったきりです。欧州のAUTOSARの動きを受け、日本でもJasParが車載LANの標準化を進めようとしてたと思いますがどうなっちゃったんでしょう?
CAN一つとっても、北米のあるメーカはシングルワイヤ-CAN(ちゃんとMC33897っていう専用のトランシーバもあります。)なんてのを採用しています。信号の振幅レベルでECUをウェイクアップさせて、拡張ID仕様のCANだったかな?ボーレートもちょっと変わっていたと思います。CANのボーレートと言えば、韓国の現代自動車のボデー系は日本とは異なっていますし(ディマSW情報なんかLINでやれよ!と叫びたくなりました。)自動車業界にいますと、いろんなネットワーク情報を簡単にモニターしたい!使いたい!と言ってきますから、その都度大変です。最近は特に自動運転で盛り上がってますから。自動運転で事故が起きたら、いったい誰が責任を取るのだろう?.........
チョコさん
件の講習も案外とトレンドを取り入れているんですねー。
半二重1線のUARTだと、RL78とかの書き込みIFは1Mbpsとかで動作してたりしますけれども、高速化の波に揉まれていますね。書き込み時間は早ければ早いほどいいですし。
NAKAさん
いろいろな規格が乱立してますねー。 低速CANがあるのにもかかわらず、IEBUSとか使っているメーカーさんもいますし、過去の資産だとか色々しがらみがあるんでしょうね。 FlexRayといえばPHO3とかありました。私も評価ボードを4台つないで、通信評価やった気がしますけれどもずいぶん前なので忘れちゃいました(笑)
自動運転時の違反や事故責任は、飛行機の自動操縦と同じでドライバーにあることにするんでしょうね。 最初にドライバーが自動運転ボタンを押してからスタートみたいな感じにすることで、危険な状態になったらドライバー自身で自動運転を解除する義務を負わせると責任の所在がはっきりしそうです。(PL賠償を避けたい車メーカーとの駆け引き?!)ということで近い将来、免許の区分に自動運転というカテゴリが追加されそうです。