モータドライブICと電源用ICとの違いについて

こんにちは。ふと疑問になった事があったので質問させていただきます。

今日では、DCDCコンバータ用ICが多く流通しており、大電流になればなるほどハーフブリッジ型が採用されていると思います。

また、ゲート駆動回路だけだったのが、だんだんと駆動回路にFETも収めたワンチップ型が多くなっているように見受けられます。

さて、ここで気になったのですが、このDCDCコンバータ用ICを、モータドライブに用いることは可能でしょうか?

ルネサスさん以外になりますが、IRさんやインフェニオンさん、STさん、TIさんなどを見るに、

モータドライブICとDCDCコンバータ用ICは別ジャンルとされています。

機能的には同じに見えますし、DCDCコンバータ用ICのほうが進歩は目覚ましいため、

わざわざモータドライブICを用いなくても、いいように感じるのですが……

ご享受のほど、よろしくお願いいたします。

  • makerobotさん

    FET部分は流用可能そうですけども、DCDCコンバータ自体をモータ制御に使うと、応答速度などのスペックが合わない気がします。

    逆起電力対策とかあるので、やっぱり専用ラインナップのものを使ったほうが色々と簡単かもしれませんよ。

  • DCDCコンバータ用ICとはソフトウエア無しでチョッパ方式の降圧用ICでしょうか?ハーフブリッジの上と下が交互にON-OFFし、この比率を変えて電圧を制御しているで良いでしょうか?それではDCモータも3相モータも回らないと思います。DCモータを電源とIC間につないで、PWM制御で電流コントロールするならハイサイドは邪魔です。

    今はDCDCコンバータもモータもマイコン制御になりつつあります。マイコン+ハーフブリッジ1or2個ならハードウエアはほとんど同じにできると思います。

    モータとトランス(コイル)をドライブするためには異なる技術やノウハウが必要です。従って、マーケティングとソリューションが組織的に別れているんだと思います。システムLSIとマイコンが別ジャンルになっているのと同じです。システムLSIやマイコンやCBICは内部回路は同じです。ウエハレベルは区別もつかずに同じファブを流れていると私は予想してます。(私はシステムLSIにマイコンが含まれると思ってます。)