こんにちは。
首記の件ですが、パワーMOSFETアプリケーションノート Page 5 of 49
http://documentation.renesas.com/doc/products/transistor/apn/rjj05g0003_power_mos.pdf
に記載されている内容ですが、下記式の「t 」は、どの時間と考えれ良いでしょうか。ton? tr?
どなたかご教示頂けますと幸いです。
Ig(peak) = Qg/t …………………………(1)
KKCさん こんにちは
この式は、Ig(peak)とは言っても一番電荷の変化量が多い(dQ/dtが大きい)すなわち電流が最大になった時の電流というより、1回のサイクルでの電流という意味になり、VGSを加え始めて、VGSが規定値(XV)に達するまでの定義がQgであるということで、加え始めてXVに達するまでがtになり、Ig(peak) は電荷変化量Qgをそれまでの時間tで割った、その間の平均電流を示していると理解されます。
図1.6a で「Qg(VGS=XV)と記載されている区間の遷移時間(このグラフには表れませんがオシロ等を用いて実際波形でその遷移時間を測ったものがtになる)
ということになります。当然、ゲートをドライブする回路の出力インピーダンス+ゲート抵抗でtは変わります。
このような説明でよろしいでしょうか。
ベルウッドさん こんにちは
早速ご回答頂きありがとうございます。
VGSが所望の値まで上がるまでの時間という事ですね。
非常に分かりやすくご説明頂きありがとうございました!