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ちょっと暇つぶしに、高速メイン発振回路のX1X2負荷容量と励振レベル(水晶に流れる電流)をLTspiceを使ってシミュレーションしてみました。水晶振動子の負荷容量(X1//X2)=6pFとして、X1とX2の組み合わせを3通り実施。・X1=X2 X1とX2のバランスを取ると 発振起動時間が一番短くなりました。・X1>X2 X1の容量を大きくすると 発振起動時間が伸びて、X1の振幅レベルが低くなるので 良くないですね。・X1<X2 X2の容量を大きくすると 水晶に流れる電流はX1=X2時と同等で X1の振幅が大きくなった分、励振レベルが上がりました。 実機でX1の振幅が小さい時には使えそうですけども オーバーシュートやアンダーシュートが出ないように 注意が必要ですね。 なお、インバーターや水晶のSPICEモデルは適当なので、実機と異なる傾向をもっているかもしれません、あしからず。
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お風呂入っていて、ふと思ったんですけども、サブの帰還抵抗とかかなり大きめですし、FETプローブのリーク電流が発振回路のドライブ能力(電流)に影響を与えているのかもしれません。FETプローブは1MΩで、ノーマルプローブは10MΩなので、信号源インピーダンスが高い場合は、案外とふつうのプローブの方がいいのかも?!
kijoさんやっぱり、そうですよねー。他にもFETプローブをAC結合で使うと(50Ω整合されるせいで)、低周波領域では使いにくいケースがあったりして、道具は適材適所ですね。非接触のFETプローブというのは、ちょっと魅力的なフレーズですね。私も欲しい♡
以前このスレッドで紹介した発振子の発振特性の資料とかがメーカーのページから削除されているみたいですね。 昔は、マイコンとの発振特性の評価結果が水晶メーカーのHPで公開されていたんですけども、昨今は秘密主義なのか、防衛的戦略なのか見かけなくなりましたね。