AD評価に関するスキルが乏しいため、お詳しい方、ご教授いただけないでしょうか?24bitの⊿∑ADの実力性能評価(有効ビット数)を以下の方法で実施しようと考えています。信号発生器よりアナログ信号(正弦波)を⊿∑ADに入力し、ロジックアナライザにて周波数解析を行い、SN比(SFDR?)より有効ビット数(6dB≒1bit)を確認しようとしています。上記方法が、妥当な評価方法なのかどうか、ご意見、ご教授いただけないでしょうか?また、推奨される測定器(信号発生器、ロジックアナライザ?)がありましたらご教授頂けると助かります。以上、よろしくお願い致します。
kunnyさん
高精度のΔΣは評価が難しいので、みんな避けて通ろうとするんですけれども、、、 ↓なんかが参考になるんじゃないでしょうか。
repo.lib.hosei.ac.jp/.../13_etd_itotomohiko.pdf http://www.orixrentec.jp/cgi/tmsite/knowledge/know_ad4.html
パルジェネも案外と歪んでいるので、24bit分の精度を出すのも大変ですよねー。
Kirinさん
情報提供ありがとうございます。
2章の記載を見ると、評価方法としては問題なさそうですが、
仰る通り、高調波歪の少ない高精度な信号発生器が必要ということですよね…。
高性能な信号発生器は手配できそうにないので、そこをどうにか簡易的にできないかと…。
自作で水晶発振回路を組んでもせいぜい50dBcくらいにしかなりませんし、 汎用のパルジェネは80dBcくらいですかねー。携帯向けのbpmオーダーの正弦波を出せる発信器も-30dBc程度だったりしますし、 そもそも、スペアナでパルジェネの歪を確認しようにもスペアナだって100dBcくらいしか見えなさそうですから、どうするんでしょうね^^;
24bitにもなってくると、DCカット用に入れるフィルムコンデンサ自体の歪とか、ありとあらゆるところに誤差要因がでるので、歪から測定する方法以外に何かあるといいですよね。
アナデバの中の人に聞いてみました。 24bitのADコンバータを作れるくらいのスキルをもっていれば、逆にそれを評価するためのノウハウもあるので、毎回?評価対象にあわせて治具を作っているそうです。 SIN波だけでなく、純度の高いDC電圧など3種類の方法があるとのことでした。
簡単にやるには、市販のパネジェネにディスクリートのLPFをつなぐことで対応できそうです。 ただし、周波数が低くなるとLPFを構成するLCの物理的なサイズが大きくなるので、パネジェネ自体の歪率から適切なカットオフ周波数とフィルタ次数を決定することになりそうですね。 インピーダンスが高いほうがフィルタを設計しやすいのでパルジェネの50Ω出力を1KΩとか10KΩとか大きめの値にインピーダンス変換してからLPF入れるのがいいかもしれませんね。
↓見た中で一番性能のよさそうなパネジェネです。100dBc超ですって。 200kHz超低ひずみファンクションジェネレータ / DS360 http://www.cornestech.co.jp/images/uploads/file/products/pdf/DS360ct.pdf