RX62NでMTU2をPWM1モードで利用しようとしています。
RX62Nのハードウェアリファレンスマニュアルに「PWM1モードではMTIOCnB(MTIOCnD)端子(n=チャネル番号)に波形が出力されないため、TIORを設定しても端子は初期化されません。」と書いてあり、ハードウェアの初期化時にTMDRレジスタをPWM1モードに設定することで、MTIOCnB(MTIOCnD)に該当する出力端子をI/Oの出力ポートとして利用を考えています。この利用方法に問題はありますでしょうか。
RX62Nのハードウェアリファレンスマニュアルに周辺モジュールのポートマルチプレクス優先順位について一覧表の記載はありましたが、上記のようなMTU2の動作モードによるI/Oポートとの組み合わせ利用について記載が見当たらなかった為、質問させていただきました。
ちなみにコードを書いた限り、一見期待する動作はしていますが、周辺モジュールのマルチプレクス端子の正しい使い方なのか、本来非推奨であり今後予期しないふるまいをするのか不明なのが現状です。
ピン数の少ないマイコンを利用する場合、周辺モジュールは利用したいが一般的なI/O入出力も極力確保したいニーズはあるかと思いますので、この辺りの解説を拡充してもらえますと幸いです。
マイコン側の機能としては、ポートファンクションレジスタでI/Oと周辺機能を切り替えています。 単純に考えると、I/OとMTUの切り替えはここに集約されているので、MTUが出力していようがいまいが、I/OにしてしまえばI/Oになると思います。後はそのピンに接続されているハードがおかしくならないようにファームで制御すれば良いのではないでしょうか。 あるピンに複数の周辺機能が割り当てられている場合で、さらに複数のポートファンクションレジスタでそれぞれの周辺機能を選択した場合に、ポートマルチプレクス優先順位が関係してくると思います。