RX231のCS+でのコードジェネレータについて質問です。12ビットADコンバータのモジュール部分で思い通りに設定できない部分があります。
チュートリアルプログラムをベースに改造しているのですが、周辺機能の12ビットADコンバータの設定にて変換開始トリガ設定を変更しました。
その際生成されるコードですが、r_cg_s12ad.cのvoid R_S12AD_Create(void)関数にて、以下のようになります。
【設定】変換開始トリガ設定 : TPU0.TGRAのコンペアマッチ/インプットキャプチャ
【結果=生成コード】 /* Set AD conversion start trigger sources */ S12AD.ADSTRGR.WORD = _0C00_AD_TRSA_TRG4ABN;
仕様書からすると、このコードは S12AD.ADSTRGR.WORD = _0E00_AD_TRSA_TRG4ABN1;を吐き出すべきだと思いますが私の勘違いなのでしょうか?
実際に動かしてみても、0E00設定をすることでTPU0を用いたAD変換が狙い通りの周期で動きました。0C00設定では上手く動きませんでした。この点からも、0E00設定するコードが正解のような気がするのですが、このような症状になる理由が何かあったりするでしょうか?
msato様、鈴木と申します。
上記の設定を行い、コード生成しましたが、 S12AD.ADSTRGR.WORD = _0E00_AD_TRSA_TRG4ABN1
が出力されました。お使いのツールのバージョンと、コード生成の設定の詳細を教えてください
以上、よろしくお願いします。
鈴木様
ご回答ありがとうございます。
主な環境情報としては下記となります。最新版をインストールしているつもりなのですが・・・。
コード生成設定は下記添付画像のようしており、その設定でコード生成プレビューを見ると
『TPU0.TGRAのコンペアマッチ/インプットキャプチャ』設定時は、添付図のように0C00となってしまいます。
(他の設定の時は所望のコードを吐き出しているように思います)
1か所気になる点として、『割込み設定』のところに黄色のビックリマークがあり、”競合している” というメッセージが出ていますが、
そこが何か問題になっているのでしょうか?
ちなみに、下記取得画像は、チュートリアルプログラムを何もいじっていないでプロジェクトを作成した直後の状態での確認です。
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CS+ for CC V8.03.00 [21 Nov 2019]
RXビルド・ツールCC-RX用プラグイン V8.02.00.00 [25 Mar 2019]
コード生成/端子図プラグイン V2.10.05.01 [15 Nov 2019]
RX231コードライブラリ V1.01.02.05 [24 May 2018]
新規プロジェクト作成し同じ設定を行ったところ、ご指摘通り、
>イベントリンクコントロールビット設定でループBのスキャン終了を除くが選択できるのがおかしいです。
については選択できなくなりました。そしてコード生成した所0E00が吐き出されました。
再度、0C00が吐き出されてしまう条件ですが、
下図のように、スタート→RSKのサンプル・プロジェクトを開くにて『RSKRX231 Tutorial』を選択→GO→プロジェクト作成のところでサブプロジェクトはチェックは入れずにとあるフォルダにプロジェクト作成
という手順だと、そのようになってしまいます。
上記チュートリアルプログラムを参考にAD取込やLCD、UARTへのデータの送り出しなどを実現するプログラムを改造しており、できれば、上記症状を解消できればと思うのですが、何か策はありますでしょうか?
msato様
原因はRSKのチュートリアルプロジェクトにあるようです。
プロジェクトの修正ができないため、新規にプロジェクトを作成し、RSKRX231 Tutorialの設定を
反映させ、エラーが発生しないものを作成しました。
お手数ですが、添付のプロジェクトをベースに評価して頂けないでしょうか。
RX231RSK_R5F52318AxFP_100.zip
msatoさん、鈴木さん、こんにちは。NoMaYです。スタータキットのmtpjファイルの継続使用ではなくプロジェクトを作り直すのでしたら、現在の推奨コード生成ツールであるRXスマートコンフィグレータに移行するのも、選択肢かと思います。(以下のスレッドの以前のリプライが参考になるかと思います。) でも、API関数名が若干異なりますので、悩ましくもありそうですけれど。(以前にルネサスさんのツールニュースを見ていて気付いたのですが、コード生成機能のバグ修正は既に行われなくなっていて、RXスマートコンフィグレータのみバグ修正されていたことがあったと、記憶しています。)鈴木さんへ、評価版ソフトウェアツールのダウンロードページだけでなく『はじめてのRX開発環境構築 CS+版』のダウンロードページにもRXスマートコンフィグレータが掲載されていませんでした。(ダウンロードするドキュメント「はじめてのRX開発環境構築 CS+版」RX_tool.pdfでRXスマートコンフィグレータを別途ダウンロードして貰うように書かれているのかも知れませんけれど。)別スレッドでの以前のリプライ: RX231のコード生成を用いた簡易IIC通信についてjapan.renesasrulz.com/cafe_rene/f/002-2095199602/6169/rx231-iic/34203#34203「スマートコンフィグレータのダウンロードについては下記URLからお願いします。www.renesas.com/smart-configuratorCS+の無償ダウンロードページにも記載したいと思います。」評価版ソフトウェアツール ダウンロードページwww.renesas.com/jp/ja/products/software-tools/evaluation-software-tools.htmlはじめてのRX開発環境構築 CS+版 ダウンロードページwww.renesas.com/jp/ja/software/D4900001.html