こんにちわ。さとしと申します。
e2studio 2020-04で開発を行っています。
参考サイトなどでRenesasデバッグ仮想コンソールを有効にする、という風に記載されていることが多いのですが、
新規プロジェクト作成時にスマート・コンフィグレータを使用するにチェックすると、Renesasデバッグ仮想コンソールを使用する、の項目が
選択できなくなります。
スマート・コンフィグレータを使用して仮想コンソールを有効にするにはどのようにすればよいのでしょうか?
お知恵をお貸しいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。
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さとし さん、こんにちは。NoMaYと申します。e2 studioのその箇所の画面の設計/画面の流れの意図は、「RXスマートコンフィグレータ使用時は常にデバッグ仮想コンソールが使用出来るので使う/使わないを選択させる必要が無い」、ということだと思っています。逆に言うと、RXスマートコンフィグレータを使わない場合のCC-RX向けの素朴なプロジェクトの場合のみにおいて、使う/使わないの選択とI/Oストリームバッファサイズの設定が必要になる、ということなのだと私は解釈しています。(私も最初は戸惑ったような記憶があります。いっそ、画面コピーの2枚目のダイアログはRXスマートコンフィグレータ使用時は表示しない方が良いのではないか、とも思ったりします。)ですので、この件は気にする必要は無く、RXスマートコンフィグレータ使用時は常にデバッグ仮想コンソールが使用出来ますよ。なお、かふぇルネで私が関わった案件としては、以下のスレッドも今後の参考になるのではないかな、と思います。(もう読まれているかも知れませんが。)E2Liteでのデバッグコンソール (CS+/RX231)japan.renesasrulz.com/cafe_rene/f/forum5/6165/e2lite-cs-rx231あと、「Renesasデバッグ仮想コンソールを有効にする」と表現されていることの、もう1つ別の意味として、デバッガのウィンドウ/ビューの方の「Renesasデバッグ仮想コンソール」の表示に関する有効/無効の設定を有効に切り替えておくように、という意味の場合もあるかと思います。(プログラム側の話では無くて、デバッガのウィンドウ/ビューの方の話で、ということです。)
NoMaY様
さとしです。こんにちわ。
リプライありがとうございます。
スマート・コンフィグレータ使用時は常にデバッグ仮想コンソールが使えるとのことで安心しました。
今回下記URLを参考にしていたのですが、過去のe2studioのバージョンによってはスマート・コンフィグレータと仮想コンソールの両方の有効化が必要だったのかもしれません。
https://ja.na4.teamsupport.com/knowledgeBase/17797636
逆に、デバッグ仮想コンソールを無効化する場合というのが気になってしまいましたが、
を参考にresetprg.cを見てみると
```c
#if BSP_CFG_IO_LIB_ENABLE == 1
/* Comment this out if not using I/O lib */
#if defined(__CCRX__)
init_iolib();
#endif /* defined(__CCRX__) */
#endif
```
とあるので、スマート・コンフィグレータ上で
Initializes C input and output library functions を Disableにすれば行けますでしょうか。
無効化してもリンクサイズは変わらなさそうですが・・・。必要になったらやってみます。