Applilet EZ PL for RL78 V1.0J, V2.00J を試してみました。
デジタル回路版電子ブロックという感じで興味深いツールと思いましたが、少々使いづらい点もあったので改善要望として挙げておきます。
> 本ツールは評価版です。本ツールに関するテクニカルサポートは受け付けておりません。
と明記されていることは理解しており、返答等を求めているものではありません。
・エラーが意味不明
Applilet EZ PL for RL78 V2.00J で「生成」を行った場合、
コンパイルを開始します。 ---------- Pass1 ---------- ---------- Pass2 ---------- ---------- Pass3 ---------- コンパイルが終了しました。 使用ROMサイズ 2600byte
成功するとアウトプット・ウィンドウに以上のようなメッセージが出力され、「生成」が成功したことが分かりますが、成功しなかった場合、
コンパイルを開始します。 ---------- Pass1 ---------- ---------- Pass2 ---------- src\74hc.c(284):W0520177:変数 "ucEnable" は宣言されましたが参照されていません。 W0561120:Section address is not assigned to ".text" F0563100:Section address overflow out of range : ".text" The evaluation period has expired. Renesas Optimizing Linker Abort 2017-04-29 01:10:11 C:\Users\fujita\My Documents\Applilet EZ PL for RL78\Project\test2\makeprj.bat 2017-04-29 01:10:11 1105:Build processing error. コンパイルを中断しました。
以上のような出力となります。
マイコン開発の経験のある人であれば .text セクションのサイズが溢れてリンクエラーになったことはわかるかもしれませんが Applilet EZ PL for RL78 の想定している「プログラミング言語になじみが無くソフトウェア開発経験が無いユーザー」には難しいのではないでしょうか。それらのユーザーに理解されるようなエラーメッセージの出力が必要と思います。