IoTとビッグデータ

最近はストレージも安くなってきたので、大量のデータをためておいて
後でゆっくり解析しよう的な発想なんですかねー。
ビッグデータっていうと何となくご利益がありそうですけども、基本は統計解析ですよね!

ビッグデータのコンサル屋さんと話した時に
「どうして、このパラメータが上がると目的のパラメータも上がるかは分からないけど相関関係がある」とか
理論的に説明できないことが多々あるそうですけれども、
「データはそれを示しています!」だけじゃダメなので、
後知恵的なストーリーをつける事で、エンドユーザーに納得してもらっているそうです。

例えば、ビッグデータを基に分析して、
そのコーヒーショップが「雨が降るとコーヒーの売り上げ上がること」が分かったとしても
なぜ雨が降るとコーヒーが売れるかはまでは分からないんです。
もしかすると、近所のコーヒーショップが雨漏りしていて、そこの客が流れてきているだけとか、って可能性もあるわけで(笑)

企業でビッグデータを使う場合は、

  • どのパラメータが変わると自社の利益が上がるのか、
  • そのパラメータを変えるには何をすればいいのか、
  • そのパラメータを変えるコストは、利益に見合うものなのか、

という分析まで出来なけはれ意味が無いので、せっかく高いお金を払ってシステムを導入して、
「雨が降るとコーヒーが売れる」と分かってもあまり意味がない(=利益に繋がらない)
というオチだったりします。


PS
IoTって、いわゆるユビキタスですよねー。

Parents Reply
  • 気づけば巷では「Quantified Self」というのが流行っているみたいですね。
    IoTガジェットを身に着け身体データをモニタリングすることで最高の状態を維持したり、幸福になれたりするらしいです。
    http://qs-tokyo.com/

    一日中、生体情報をモニタリングしてて、なんとなくビッグデータ中毒っぽいですけども、楽しげな活動ですね^^;

Children
No Data