Applilet EZ PL for RL78 V1.01JでのPWM信号生成:RL78/G10 R5F10Y16ASP(10ピン版)

こんちはykです。Applilet EZ PL for RL78でつまづいてます。よろしくお願いします。

Applilet EZ PL for RL78 V1.01JでRL78/G10 R5F10Y16ASP(10ピン版)にPWM信号生成させたく考えます。

リセットとカウント用信号を入力とし、リセットでカウントの初期化、カウント信号のL→Hでカウントがインクリメント。

PWMのデューティ比がカウント信号によるカウントが進むたびに100%→90%→80%→70%→60%→50%→40%→30%→100%・・・とラウンドします。

シミュレーションでは動作するのですが、生成でエラーになります。

マイクロコントローラ設定:

エラーメッセージ:

78K0R Linker W1.51 [ 7 Mar 2011]
for RL78,78K0R Microcontroller
Copyright(C) 2006-2011 Renesas Electronics Corporation

RA78K0R error F3006: File not found 'obj\opt_byte.rel'
Program Aborted.

78K0R Object Converter V1.50 [24 Feb 2011]
for RL78,78K0R Microcontroller
Copyright(C) 2006-2011 Renesas Electronics Corporation

RA78K0R error F4006: File not found '100-30_pwm.lmf'
Program aborted.
[2017-04-27 18:47:02] C:\Users\jinden\DOCUME~1\APPLIL~1\Project\100-30~1\makeprj.bat
[2017-04-27 18:47:02] 1105:Build processing error.

コンパイルを中断しました。

エラーメッセージ:以上

obj\opt_byte.relがないと言ってます。

よろしくお願いします。

  • プロジェクトをセーブしたフォルダより下の内容はどうなってますか?
  • fujitaさんこんにちは。

    以下、エクスプローラーの画面イメージです。ファイルが多いフォルダは詳細でなく一覧で表示しました。

    Project/100-30_pwm

    -include

    -obj

    -src

    の各フォルダイメージです。

    実際問題としてファイルが不足しているのですが、それなりの数のファイルはあるようです。

    include

    obj

    src

  • ウチの環境では obj/opt_byte.rel が存在し、そこが違うようです。

    生成を行うと

    処理時間予測(MAX): 0.261400 ms
    
    コンパイルを開始します。
    使用コンパイラは CubeSuite+ です。
    ---------- Pass1 ----------
    ---------- Pass2 ----------
    

    ~ 略 ~

    78K0R Linker W1.80  [13 Dec 2013]
     for RL78,78K0R Microcontroller
       Copyright (C) 2006, 2013 Renesas Electronics Corporation
    
    RA78K0R error E3206: Segment '@@CODEL' can't allocate to memory - ignored
    
     Target chip : R5F10Y16
     Device file : V1.01
    
    Link complete,     1 error(s) and     0 warning(s) found.
    
    78K0R Object Converter V1.70  [ 6 Aug 2012] 
     for RL78,78K0R Microcontroller
       Copyright (C) 2006, 2012 Renesas Electronics Corporation
    
    RA78K0R error F4006: File not found 'test1.lmf'
    Program aborted.
    [2017-04-27 21:52:03]  C:\Users\fujita\DOCUME~1\APPLIL~1\Project\test1\makeprj.bat
    [2017-04-27 21:52:03]  1105:Build processing error.
    
    コンパイルを中断しました。
    

    とリンクでエラーとなったので、マイクロコントローラの設定を ROM 容量 2kB の R510Y16ASP から 4kB の R510Y17ASP に変更して生成を再度行ったところ  

    処理時間予測(MAX): 0.261400 ms
    
    コンパイルを開始します。
    使用コンパイラは CubeSuite+ です。
    ---------- Pass1 ----------
    ---------- Pass2 ----------
    ---------- Pass3 ----------
    コンパイルが終了しました。
    
    使用ROMサイズ 3581byte
    
    フラッシュ書き込みしていません。
    

    無事生成に成功しました。使用 ROMサイズが 約 3.5kB ということで、R510Y16ASP の使用は難しいのではないかなと思います。マイクロコントローラの設定を R510Y17ASP に変更して生成を試されてはいかがでしょうか。

  • ちなみに、Applilet EZ PL for RL78 For Ver.2.00 + CC-RL V1.04.00 で同一のプロジェクトを生成したところ

    コンパイルを開始します。
    ---------- Pass1 ----------
    ---------- Pass2 ----------
    ---------- Pass3 ----------
    コンパイルが終了しました。
    
    使用ROMサイズ 2600byte
    
    フラッシュ書き込みしていません。
    

    という結果となりました。

    コンパイラが CA78K0R → CC-RL と変わってるためか使用 ROM サイズが縮小していますがまだ 2kB の ROM には厳しいようです。

  • わわいです
    PWM出力させるだけなら、自分でコードを書けば数ワード程度で記述できると思いますが
  • チョコです。
    わわいさん,Applilet EZは回路をプログラムで置き換えるもので,基本的にソフトは知らなくても
    マイコンを使えるようにするものです。
    従って,自分でコードを書くのは無しでしょう。
  • ykです。fujitaさん、わわいさん、チョコさんreplyありがとうございます。
    Applilet EZ PL使えばデバイスのUM読まなくても一瞬(比較的短時間)で目的達成と考えたのですが、結果としてインストール段階からつまづいて本筋でないところで時間くってしまっています。
    RL78/G10 UMのTAUのPWM出力の記載や、TAUのPWM出力はアプリケーションノートもあるようですので参照してコード書きます。

    Applilet EZ PLはコード書いたことない人がマイコンを使う敷居を下げるためのものと思いますが、リリースされているものが使用できないのではリリースされている意味がないですね。
    私のインストール環境が何かしらいけないものと思いますが。
  • ykさん、こんにちは。NoMaYです。

    生成で失敗する件ですが、別のスレッドでApplilet EZ PL for RL78 V1.01JでのRL78/G10のデバイス情報の有無について気にされていましたが、このバージョンではデバイス情報が記述された(バイナリ形式の)デバイスファイルと呼ばれるものが同梱されていて一緒にインストールされている筈ですので、別途インストールする必要は無い筈です。

    そのファイルの場所と名前は以下のようになります。

    場所: [Applilet EZ PL for RL78 V1.01Jのインストールフォルダ]\Tools\DEV\
    名前: DR5F10Y16.DVF

    それで、生成に失敗する原因は今の段階では分からないのですが、実はApplilet EZ PL for RL78 V1.01Jはプロジェクトフォルダの以下のバッチファイルを内部的に起動しているだけですので、以下のようにしてコマンドプロンプトからバッチファイルを起動することで、原因のヒントが得られるかも知れないです。

    (1) コマンドプロンプトを開く
    (2) Project/100-30_pwmフォルダへ移動する
    (3) makeprj.batを実行する (なおmake.batの方ではありません)
    (4) コマンドプロンプトの表示に注意する(リプライに画面コピーまたは表示内容をコピペしたファイルを添付して下されば、と思います)
    (5) 更に100-30_pwm.errというファイルが出来ている筈なので内容を確認する(リプライに添付して下されば、と思います)

    あと、リプライに以下のファイルを添付して下されば、と思います。(なお、上の100-30_pwm.errも同様ですが、気になる個人情報が含まれていれば UserName の文字列に置き換えて頂ければと思います。)

    makeprj.bat
    opt_byte.pst

  • NoMaYさん、こんにちは。ykです。
    私が気にしたのはCubeSuite+のデバイス選択でRL78/G10がリストに出てこなかったことです。
    CS+インストールしたらスタートメニューにCubeSuite+が見えなくなってしまいましたが。
    「アプリと機能」では
    ・CubeSuite+ CA78K0R V1.20
    ・CubeSuite+ Integrated Help
    ・CubeSuite+ RSKRL78G13
    です。対象デバイスにRL78/13しかなかったので3番目を開いていたのでは。
    CubeSuite+にRL78/G10のデバイス情報がないのでOptByte.relが生成されないのではと考えました。
  • ykさん、こんにちは。NoMaYです。

    あぁ、もしかしたら、、、ykさんの仰ったことで思い至ったのですが、CA78K0R V1.20ということは相当古いですね。Applilet EZ PL for RL78 V1.01Jに同梱されていて一緒にインストールされるのがCA78K0R V1.70ですので、そもそもコンパイラ(というかアセンブラ)がG10に対応していない、もしくはデバイスファイルに新しい機能が追加されていてopt_byte.asmでは不整合を起こしている、のかも知れないです。そうであれば、Applilet EZ PL for RL78 V1.01Jのコンパイラフォルダの設定を空にしてみて下さい。(Enable property for CubeSuite+のチェックボックスを外してみて下さい。) そうすると、Applilet EZ PL for RL78 V1.01Jに同梱されていて一緒にインストールされたCA78K0R V1.70が使われるようになる筈です。