ユーザーマニュアルでは内蔵高速発振器の特性(精度)とチップの動作範囲(命令サイクル)にミスマッチがあります。
内蔵発振器は31.52~32.48MHz(32MHz±1.5%)の精度に対して、命令サイクルは0.03125uS(32.0MHz)です。 これは、HOCOを32MHz設定で使用する場合は、HIOTRMを使用して常時32.0MHzを超えないように調整し続けないといけないということを意味します。
もっと簡単にRL78を最高速度で使えるように、ユーザーズマニュアルの命令サイクルの保証値を0.03079uS(32.48MHz)としてもらえないでしょうか?
私が測定したところチップの実力は、サイクルタイム0.0142uS(70.4MHz)までの動作を確認できましたので たぶんユーザーズマニュアルの表現をどうするかだけの話なのかなーと思います。 (I1AのPLLに外部クロックを入れて測定)
チョコです。
RL78の電気的特性のAC特性は誤差なしでの記述ですが、
実際の保証範囲は高速オンチップ・オシレータの発振誤差を
含めて32MHz等の値で代表しています。
チョコさん
お返事ありがとうございます。
ちなみに、ユーザーズマニュアルの「29.2.2オンチップ・オシレータ特性」の注意事項に記載されている内容 「2. 発振回路の特性だけを示すものです。命令実行時間は,AC特性を参照してください。」と お返事いただいた内容が矛盾するので、将来的にユーザーズマニュアルの表現を直していただけると助かります。 エビデンスベースで開発している案件だと、データシートの細かな表現が大切になってくるので。
マニュアルの変更は難しいと思います。
エビデンスが必要なら、個別対応になるかと存じます。
必要に応じて、特約店か営業にコンタクトしてください。
それで対応できるはずです。
ありがとうございます。了解しました。