E10A接続時のFlash ROM書き換えを止める方法について

マイコンに「SH7254R」 を使用し、14ピンの「E10A-USB エミュレーター」と 「Hew」 versoin 4.09 によってデバッグを行っています。

 

マイコンの Flash ROM の書き換え回数が max 1000 回なので書き換えを抑えたいのですが、

Hewからの接続時、"Connected" と表示される前に Flash が書き換えられてしまいます。(添付図参照)

この時ダウンロードバーは表示されません。

 

Hew のメニューバーで

デバッグ > デバッグの設定 > 「ターゲット」タブ

からダウンロードモジュールの設定を確認すると、「ターゲット接続時にダウンロード」にチェックはついておらず、

試しにチェックをつけると、ダウンロードのプログレスバーが表示されるなど違う挙動をします。

 

E10A-USB シミュレーターや Hew にはあまり詳しくなく、

・そもそもこの表示の際に Flash ROM の書き換えは行われるのか

・この表示の際は書き換わっていないとして、ダウンロードを行わずにHewからプログラムの実行をした場合も、Flash ROM の書き換えは行われるのか?

・この現象を止めることができるのか

・止められるとすれば、どの設定を変更すればよいか

が分からず困っております。

 

どなたかこれらについてアドバイスを頂けないでしょうか?

宜しくお願い致します。

  • わわいです
    そのCPUはつかったことないですが、
    HEWのデバッグ>デバッグの設定>オプション、に接続時にダウンロードとかなんとかの設定がないでしょうか。

    ましかし、製品に使用しないんだったら、書き込み回数はあんまし気にしなくてもいいかと思ったりします

    #書き込み回数100回ってやつで、数千回の書き込みしてたりしてましたが
  • わわいさん

    ありがとうございます。

    > HEWのデバッグ>デバッグの設定>オプション、に接続時にダウンロードとかなんとかの設定がないでしょうか。
    については、該当のチェックボックスをONにしてみますと、"Connected" の表示後にプログレスバーと共にダウンロードされているようで、自分の現象とは異なりそうでした...

    こちらの事情で、すでに組み込まれたマイコンでソフトウェア開発をおこなっています。
    そのまま2年ほど継続して使用する必要があり、今回の質問をさせていただきました。

    何かご存知でしたら宜しくお願い致します。
  • 確かに、E10ではないですが、E1でも同じです、プログラムをスタートさせると必ず書き込みをやるようです、これにより、書き込み限度が-1してしまいますね、しかし前に1000回と銘打っているのは温度が指定されていて、それ以下であればその何倍も使用できるとは聞いたことがあります、このかふぇルネの投稿でありました、前にFDTで書き込みしていたころは、H8で百何回目に書き込めなくなったことはありますが、1000回シリーズではエミュレータの書き込み方法が良いのか、ROMが改善されたのかCPU交換というのはあまり聞かないですね、
    日毎にCPUをスタートさせる時にはタイムスタンプが同じでも書き込み(ダウンロード)をしますので、なにか損をしたような感じですね、ダウンロードせずにスータトできればいいのですが。
  • こんにちは

    オンチップデバッグ時に内蔵Flash ROMへの書き込みは止められなさそうですが、書き換え回数が超えると書き込み速度が相当遅くなるそうです。

    FAQ 104318 : マイコン仕様で規定しているフラッシュメモリの書き換え回数を超えた場合、 エミュレータで何か不具合が起きますか。

    ちなみに以下のFAQによると、内蔵フラッシュへの書き込みはプログラム実行(Go)時だそうなので、HEW接続時の書き込みはE10A-USBへの書き込みかもしれませんね。

    FAQ 105704 : E10A-USBエミュレータを使用してダウンロードしたプログラムは、いつメモリに書き込まれるのでしょうか?

  • 皆さん

    長らく返答できなくて申し訳ありません。
    様々なアドバイスありがとうございました。

    あの後ルネサスに直接問い合わせた結果、本マイコンでは接続時のフラッシュ書き換えは止められないようです。

    キーコード領域と呼ばれる個所が書き換えられているようなので、通常のソフトウェア書き込み時にキーコードと同じブロックを書き換えなければ、書き換え寿命は多少なりとも延ばせるのかもしれません。