いつもお世話になっております。
現在、V850E2/FF4-G(μPD70F4178)に関して、デバッグのためにE1エミュレータとCS+を使用してデバッグツール接続をしようとしています。
上記の際に、バイナリファイル(S-Record形式)を指定して、「デバッグツールへダウンロード」し、「デバッグツールへ接続」しようとすると、バイナリデータの一部領域(0x0~10, 0x60~65, 0x850~855, 0x7F000~0x7FFFFの領域)が指定したファイルのものとは異なるデータに書き換えられた形でチップにROM焼きされてしまいます。
(デバッグツールを切断し、デバイスをOFF/ONしてもROM内のデータは書き換わったままです)
指定したバイナリファイルの中身をそのままダウンロード(ROM焼き)した上でデバッグツール接続したいのですが、CS+のどの設定を変更すれば良いか、ご存知の方がいましたら教えていただけないでしょうか。
ishiishiさん、こんにちは。NoMaYと申します。E1とV850E2の接続方式(使用するデバッグツール)の選択がV850 E1(Serial)の場合、そのようになります。(10年以上も過去の技術的/歴史的な事情によるものです。) デバッグ時であっても書き換わってしまっては都合が悪い場合には(ishiishiさんの場合はデバッガ切断後の都合?)、接続方式(使用するデバッグツール)の選択をV850 E1(JTAG)にする必要があります。なお、V850 E1(JTAG)ではV850 E1(Serial)と比べて、V850E2とE1の配線が何本か増えますので、もしかすると、ishiishiさんが使われている自社開発ボード上にジャンパー配線を飛ばさないといけないかも知れません。(あと、ハードウェアマニュアルを少し見てみたところ、フラッシュマスクオプションOPBT0.OPBT0[31]をセット(1)してください、という文も記載されてました。)ただ、私の場合、知識としてここまでは知っていた、というレベルですので、実際にされてみて思うようにいかなければ、その旨をリプライして下されば、と思います。