RZ/A1H Group RZ/A1H Software Package V1.00

RenesasのサポートページでDec.25.19に「RZ/A1H Group RZ/A1H Software Package V1.00」というものが発行されていたので、これを動作させようとしています。
開発環境等は次の通りです。
 
ボード:RSK+ for RZA1H 
コンパイラ:e2studio Version 7.6.0
デバッグツール:J-Link Lite
 
ダウンロードし、「RZA1H_BlinkySample」というプロジェクトをe2studioにインポートしてビルドするところはまでは、うまくいきました。
デバッグをやろうとすると、main関数が始まる前におかしくなっているようで、main関数のブレークポイントまで飛んできません。
RZ/A1H Group RZ/A1H Software Package V1.00を使われた方がいらっしゃいましたら、何かアドバイスいただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
 
  • しんちゃんさん

    以下のbatファイルを実行して、シリアルフラッシュの使用方法を変更していますでしょうか。
    gcc\RZA1H_SoftwarePackage\RZA1H_BlinkySample\util\dos_scripts\Program_RZ_A1H_boot.bat

    RZ/A1H Software Packageでは、シリアルフラッシュを2つ並列で使用します。
    他のサンプルプログラムはシリアルフラッシュを1つだけ使用します。
    そのため、両者でプログラムがシリアルフラッシュにダウンロードされる方法が異なります。
    シリアルフラッシュの使用方法は、0x18000000番地に書かれているブートプログラムで決定されます。
    上記のbatファイルを実行すると、シリアルフラッシュ並列使用のブートプログラムがボードにダウンロードされます。
    RZ/A1H Software Package使用後に他のサンプルプログラムを実行する場合も、ブートプログラムをシリアルフラッシュ単独使用のものに変更する必要があります。
  • hagiryo様
    返事がおそくなりまして、申し訳ありません。

    Program_RZ_A1H_boot.batを実行してみたところ、

    Your JLINK Version is \JLin
    Minimum JLINK Version is V600

    と表示されます。
    インストールされているJ-LinkはV6.60d。
    バッチファイルでバージョン番号を認識できず、処理が先へ進まないようです。

    バッチファイル中で、「goto JTAGCONF_CHECK」がバージョンチェックの条件分岐になっているところを、無条件で実行されるように書き換えて実行したところ、バッチファイルの更新処理を実行できました。
    その後に、RZA1H_BlinkySampleでデバッグ実行したところ、main()関数に飛んできていることを確認できました。
    また、USBポート経由のシリアル出力に、以下の文字が表示されました。

    RZ/A1H RZ/A Software Package Ver.1.00.0000
    Copyright (C) Renesas Electronics Europe.

    とりあえず動きましたので、色々やってみたいと思ってます。
    アドバイスありがとうございました。