初心者向けのRL78プログラム解説で最初に説明するポートの使い方の第3回の解説です。やる内容は結構多いのですが,実際に書くプログラムは簡単な処理だけです。
今回は,前回作成したLEDチカチカをRL78の内蔵タイマを用いたインターバル・タイマ機能を用いるように変更してみます。ハードウェアのタイマを用いることで,安定した時間での点滅が実現できます。
さらにに,タイマの方形波出力機能を用いて,ハードウェアだけで実現することにします。初期設定だけで,ソフトウェアを使わずに実現できることを示します。
次に,ポート入力機能を組み合わせて,スイッチを押している間だけLEDを点灯させるプログラムを作ります。これを,少し変更して,スイッチ入力を外部割り込みで処理してみます。折角,割り込みを使うので,スタンバイ機能(HALT)も使ってみます。
次回は,スイッチのチャタリング対策を予定しています。